<旅行記>

 


瀬戸内海&淡路島(倉敷市〜大阪<走行日数5日>)

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 旅行記

                 2010年11月11日(木)走行距離:120.72q><天気:晴れ>
<瀬戸内海&淡路島、走行1日目>
 広島県(生口島、休憩所)〜倉敷市瀬戸大橋スパリゾート・健康ランド) <走行122日目>
     瀬戸内海沿岸を北上する過程で「公園などで野営をする」というのは、少々無謀な行為です。この日は、今治市から瀬戸内海を渡るための最後の島となる生口島から尾道市へ渡ったあと、ひたすら走り続けて倉敷市にある「瀬戸大橋スパリゾート(ホテル&健康ランド・24時間営業)」で泊ることが出来ました。

 本来は、地図上で見る限り、上記ホテルの地点よりもずっと手前に別の健康ランドがあるはずなので、そこで泊まる予定でした。ところが、いざその場所に行き着いたところ、閉館されて更地になっているではありませんか。到着時間が完全に狂ってしまいました。これ以上前進すると暗くなることは明らかでした。それでも、寝床を確保するためには、暗くなることを承知の上でもう一歩前進する以外、選択の余地がありません。

 辛い選択でしたが、少し先に進むと瀬戸大橋スパリゾート(ホテル&健康ランド・24時間営業)のあることが地図上で確認できていましたので、そこを目指して走りました。

 走行途中の通りすがりで、地元在住の女性との出会いがありました。この方がまた親切な方でした。私の進路を先回りして待ってくれてたうえに、差し入れまで頂きました。このことが2回ありました。本当に親切なご厚意を頂きました。

 健康ランドに着いたときは、もう真っ暗になっていました。知らない街の夜を走るのは、すごく不安なものです。だって、目的地と自身の位置が把握できなくて、手探り状態で走行しているわけですから。まぁ、このような条件のもとでも、なんとかして健康ランド(兼ホテル)に着くことができました(写真)。

 健康ランドに着けば、風呂でゆっくりしよう、と思い、その前に少しロビーの椅子に腰を掛けて翌日のルートを確認していると、私の座っている向かいのソファーに私よりも年配で商売をされている男性がやってきて、腰を下ろしました。すると、このあと彼と随分話が弾みました。とにかく長話になりました。私が「朝が早いので、それではこれで失礼します」とお別れを告げたのが23時を過ぎていました。彼自身も時計を見て驚いていましたから。お風呂に入ったのが、この後になってからでした。

 健康ランドに関しては、いくら地図上で表示されていたとしてもいつのまにか閉館されていた、というケースが他でもありましたので十分注意しておくべきです。できれば事前に確認をしておくことが最善でしょう。 


                 2010年11月12日(金)走行距離:120.72q><天気:晴れ>
<瀬戸内海&淡路島、走行2日目>
倉敷市(瀬戸大橋スパリゾート・健康ランド)〜兵庫県相生市道の駅あいおい白多龍城) <走行123日目>
     この日の天気予報は、「深夜から雨が降りだし、朝まで雨が残ります」の予報どおりになっていました。起きて外を覗くと、まだ雨が降っています。

 一方、朝からホテル玄関前にパトカーが横付けになっていました。聞こえてきた話から、なんでも男性が女性に触れたとか、なんとかの大騒動でした。でも、このようなところで、なんでそのようなことが起こるのかな〜ぁ。

 どうやら晴天になるのは間違いなさそうです。そのことを前提として、とにかく雨の上がるのを待ちました。そのため、この日の出発時間がかなり遅れて8時を過ぎていたように思います。

 この日辿りつき泊ったところは、兵庫県相生市にある「道の駅あいおい白龍城」です。

 この日も道の駅へ着いた時は、ライトがなくては走れないほどに真っ暗闇になっていました。できれば、もう少し手前にある道の駅に立ち寄ることを前提にしての走行でした。ですから計画どおりに進むことが出来ていたなら、本来であれば明るい時間帯に着いていたはずです。

 倉敷を出てからは国道430線を通り、途中から30号線へと進みました。この後、本線の国道2号線に入りました。ここで、岡山市街から岡山ブルーラインを走ると沿道に道の駅が二か所ありますので、本来はいずれかの道の駅で泊る予定でした。

 ところが国道2号線がバイパスになっていることから、自転車で本線を走ることはできません。バイパスに沿いブルーラインへ入ることすらできないのです。

 このようなややこしいところでは、歩行者用の親切な標識があれば目的の道の駅へ行くことが出来るはずです。とても歯がゆい思いをしたものです。

 それにしても、バイパスのある道路は、自転車で走る者にとっては、とのかく面倒です。

 仕方がありません。またもや走行ルートの変更です。まず泊る場所を相生市にある「道の駅あいおい白龍城」に変更しました。次に瀬戸市内を通るブルーラインないし、別のルートで抜けることを諦めて、そのまま国道2号線から250号線を通り相生市街を目指すことにしたのです。

 ルート変更をしながらも、とにかく目的の場所に着くことが出来ました。でも、相生市の駅前に着いたときは、この日もすでに真っ暗になっていました。このあと、更に駅から海岸の傍にあるはずの道の駅を目指して進みました。

 「道の駅あいおい白龍城」には温泉施設もありましたので、すごく助かりました。それに、道の駅の向かいには、スーパーやマクド、それにコインランドリーまでありました。旅人にとって至れり尽くせりの場所です。ここに着くには、苦労をしました。でも、なんだか苦労が一気に報われた感じがしたものです。

 到着の後は、まずお風呂に入り、それからコインランドリーで洗濯を済ませました。すべてを済ませると、やっと寝ることができました。

 写真は、私が寝床にした場所です。まずいつもの要領で、新聞紙を敷きつめた上に、テントの下に敷くグランドシートを置き、後はその上で寝袋に入って寝ます。この夜は、お風呂から外に出てみると、関東ナンバーのライダーがテントで寝ていました。

 ここへ来るまでの国道はバイパスになっていますので、自転車が走れません。ただ、側道がありますので、国道を走るよりは、確かに比較的安全に走ることができます。ただし、側道ですが、途中で降ろされて迂回させられることが度々ありました。下りるのは地形構造上、止む終えませんが、問題はそのあとです。次にどちらへ進めば良いのかの標識がないために、随分判断に迷うことがありました。弱者置き去りの日本の道路事情を実感したものです。


                 2010年11月13日(土)      <走行距離:78.04q>      <天気:晴れ>
<瀬戸内海&淡路島、走行3日目>
兵庫県相生市(道の駅あいおい白多龍城)〜兵庫県淡路市道の駅東浦ターミナルパーク) <走行124日目>
     この日は、「道の駅あいおい白龍城」を6時45分に出発しました。目指す場所は、明石市にあるフェリーターミナル(タコフェリー)です。さすがに兵庫圏内に入ると車の往来が激しいので、ひと時も気を緩めることができません。そのような緊張感を持ちながら明石市フェリーターミナルに着いたのが、乗船時間にも十分余裕のある時間帯でした。

 なんと言っても、明るい時間までに淡路島(岩屋港)に着く目処がついたことが嬉しかったですね。

 さて、この日は土曜日であることも含めて、また、タコフェリーが15日で就航が終わりでしたのでとにかく大勢のお客さんで賑わっていました。自転車・二輪車・乗用車等・・・、それはすごかったですね。ただ15日でこの航路が終わる運命であることを知ったのは、淡路島へ渡ったこの日の夜のことでした。

 淡路島(岩屋港)へ上陸すると、この夜泊るべき「道の駅東浦ターミナルパーク」を目指して時計回りで走りました。この道の駅へ来る途中、数年前に開催された花博会場跡地の前を走り抜けることができました。その時この地を訪れていますので、二度目になります。当時の花博の賑わいが蘇ったものです。

 「道の駅東浦ターミナルパーク」の敷地内には、その名のとおり「バスターミナル」があり、そこを拠点として高速バスが運行されています。なので、タコフェリーの乗客が減少するのは当たり前です。利便性を追い求めるあまり、その一方で、失うものもあるわけです。その答えがフェリーの廃船です。得るものがあれば失うものもあります。これも宿命です。

 道の駅に着くと間もなくして、弟からの連絡でタコフェリーが15日で終わることを知りました。明日の周回を諦めて帰路につく必要がある、と一瞬、考えたものです。でも他のルートのあることも分かりましたので、とりあえずは予定どおり周回することにしました。

 夜になると、道の駅駐車場には淡路島を観光する方たちの乗用車やキャンピングカーが駐車場に数台止っています。

 寝る方法ですが、ご覧のようにテントがありませんので、道の駅の軒下にある広い廊下の隅っこで、写真のような状態で寝ました。長椅子のない時は、いつも、あのようなスタイルで寝ていました。

 重ねて説明をしておきますが、沖縄から鹿児島港へ到着後、テント関連一式を自宅へ送っているため、ひさしのないところで寝ることはできません。ということで、ご覧のような方法で寝床を準備しました。時には、長椅子を利用して寝ることもありました。


                 2010年11月14日(日)      <走行距離:148.99q>      <天気:晴れ>
<瀬戸内海&淡路島、走行4日目>
兵庫県淡路市(道の駅東浦ターミナルパーク)〜兵庫県淡路市岩屋道の駅あわじ) <走行125日目>
 私の走行予定では、この日の宿泊場所は「道の駅うずしお」でした(大鳴門橋のそばの売店の軒下で寝る予定)。ところが、なぜか5時20分に道の駅を出発したので、予想よりも走行距離を稼ぐことができたのです。急きょ予定を変更して、この日のうちに淡路島周回を終える決心をしました。そうすれば明日で航路廃船となるかもしれないタコフェリーに確実に乗り込み、帰阪できると考えたからです。

 淡路島も南側にあたる紀伊水道側(和歌山県)と鳴門海峡側(徳島県側)については、かなり厳しい起伏の道がありますので、大変です。ただし、大阪湾側にあたる東側と西側にたる瀬戸内海沿岸の道は平坦で、とても走りや道路です。ただし、西側の路面は、心持、道路継ぎ目に傷みが見られますのでロードバイクでの走行は注意が必要です。

 私が走った土・日曜日は、多数の自転車が走り抜けていました。普段の土・日曜日でもこれほどの自転車が走っているのでしょうか。いや、恐らくたこフェリーの廃船に関係があるように思いました。

 周回を終えてフェリーターミナルの手前にある「道の駅あわじ」(写真、橋の傍)へ着いたときは薄暗くなりかけていました。到着と同時にフェリー乗り場の確認をしておきました。明日一番の船に乗船する予定なので間違いの起らないようにしておくためでした。

 この後、道の駅で寝るための場所を確認をすると、少し離れの中腹に「松帆の郷(温泉)」がありますので、そこに直行しました。このお風呂の露天風呂からの眺望がまた抜群で、写真の明石大橋に灯さる夜間ライトアップの夜景をつぶさに見詰めることができます。その眺めは抜群です。是非一度ここの露天風呂から明石大橋の眺めを堪能してほしいものです。

 夜は、橋のたもとにある「道の駅あわじ」の軒先にある長椅子で就寝しました。


                 2010年11月15日(月)      <走行距離:105.24q>      <天気:晴れ>
<瀬戸内海&淡路島、走行5日目>
兵庫県淡路市(道の駅あわじ)〜自宅(ゴール) <走行126日目
     この朝は5時発の第一便のたこフェリーに乗船する予定でした。それに合わせて起床するつもりが、なんと寝過ごしてしまい、目覚めたのが4時15分でした。すごくびっくりしました。顔も洗わず、急いで荷造りをしてフェリーターミナルへ急ぎました。辛うじて間に合いました。

 この日がたこフェリーの最後となる可能性が強いので、取材の方も来ていました。

 船は予定どおりに出船。船内で早い朝食のパンを食べました。私の場合は、たこフェリーを使うことがありませんので廃船になるとしても、なんら痛手を負う訳でもありません。が、直接お仕事に携わっておられる方や利用者にとっては、かなりのショックなんだろうなぁ・・・と私自身も考え込んだものです。

 明石ターミナルへ着いても、岸壁から見る町並みは、まだ暗かったですね。国道2号線の交通の激しい道を一路、大阪を目指して走り抜けました。なお、あまりにも激しい交通量なので、危険を考えると歩道を走るべきですが、凹凸の歩道を走るとパンクのリスクも高くなるうえ走行距離も思うように稼ぐことができないので、危険を覚悟のうえで一般車線を走り抜きました。

 このルート、大阪までの交通量は溢れるほどの車でした。

 ま、それでも、のらりくらりしながらも、写真の大阪・御堂筋に着いたのがちょうど正午になっていました。
御堂筋を通り抜けたあと、国道26号線を通り一路我が家を目指して、地元近くに着いたのが午後3時頃になっていました。

 写真は、御堂筋のイチョウ並木です。この道は、素晴らしい通りですよ。大阪を訪問された時は、是非立ち寄ってほしいものです。